ハロプロ短編小説
□バレンタイン
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「あ、そうだ!梨沙子チョコ余ってないのか?」
「え?」
「幼馴染のよしみでさ、チョコくれないか?」
冗談混じりに聞いてみた。すると突然困ったような表情をしてきた。
「ん?」
「.....ざ、残念!チョコ余ってませ〜ん!!」
「ちぇっ、本当に残念だよ」
俺は席を離れた。しかしその時も何故か梨沙子は困っていた表情をしていた。
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