ハロプロ短編小説

□あなたなしでは生きてゆけない
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最初は冗談かと思った。



彼が私に告ったのだ。




好きだった。彼のこと。でも自分には遠い存在で、遠くから見るだけで十分だった。



それなのに、彼から話があるといわれ一緒に階段上って屋上に向かって.....




もうそれから覚えてない。ただ、好きだと言われたことだけは覚えてる。









それから付き合い初めて、彼は私をいろんなところに連れていってくれた。デートの定番の場所はもう全部。全く知らない所にも行った。怖かったけど彼が近くにいてくれた。




あれから三ヶ月。彼も変わらずデートに積極的に誘ってくれて、そしてその日を楽しく過ごす。




そんな日々が続く。でも、私は決して浮かれた気分にはなれなかった。
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