STORM LOVER

□第10話 「体育祭! 後編」
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     ピンポンパンポーン

放送「まもなく午後の部が始まります
   クラブ行進に参加する―――…」

黒「よし…!」

3「完・成・だ…!!」

黒「体育祭
   サボって裁縫
    俺根暗?」心の俳句

白「クロタツグッジョブ!!」
更「お前 気持ち悪い程器用だよ!!」
黒「じゃあ これ いつプレゼントしよっか美咲ちゃんに…」
更「はっ… おい…っ
  ヤバイぞ先公だ!早くそれ隠せ!!」
黒「隠すってどこに!?」
白「なんか 良い袋があるぞ」
黒「とりあえずこれに入れとけ!」


生徒「あ あった あった
   準備し忘れるとこだったー」


『あ、すっごく重要なことを忘れてた…
 参加の所に並んでいるけど…』

着替えどうするんだろう…

さくら「生着替えがあるんだよー!?」

え? 生着替え? どういうことだ?

美咲「お!椿」

碓氷「本当だ…」

『碓氷先輩…嫌な顔をしないでください…』

結構 傷付くんだよ!
これでも…

美咲「お前 大丈夫なのか?」

『あぁ、生着替えの権ですか?
 大丈夫なわけがない…』

美咲「だろうな…」

『まぁ、何とかなる!』


男子「始まったぜ恥さらし競争!」
男子「これ 見てるだけでだりーよなー」

『美咲先輩…』

美咲「……」

幸村「あっ 女子チームからは会長が出るんですねっ」

美咲「幸村!」

『幸村先輩…』

幸村「あ、椿君さっきぶり!」

『あ はい』

幸村「この種目僕みたいな運動できない生徒が出るためのものですよ…?」

碓氷「いいの会長が居るから」

美咲「幸村…お前 運動できなかったんだな…」

幸村「あ ハイ 正直全くダメです
   昔から足遅いし力もないんで
   体育祭なんて 皆の足手まといにしかならなかったんですけど…
   でも 星華に来て
   僕みたいなのでも参加できるこの種目があったから
   すごく嬉しいんです
   と言っても去年は風邪で体育祭休んじゃって今年が初参加なんですけどね…」

美咲「じゃあ 気合い…入ってんだな」

幸村「はい!」

荻本「ではルールの説明を致します!」
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