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□番外
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01.初めまして、お二方。今日は貴方達に質問しに参りました。宜しくお願いします。
「うん、よろしくね」
『…はぁぁぁ…。なんでこんなことに…』
02.貴方達のお名前を教えて下さいますか?
「基山ヒロトだよ」
『神ノ御夕映です』
03.年齢を聞かせて下さい。
「17の高二だよ」
『16歳の高校一年生です』
「俺の後輩だよ!」
『不本意ですけどね』
04.次はご性別を。心が乙女でも、偽っちゃいけませんからね?
「見てのとおり男だよ!」
『よく言いますよ。
この前ナンパされてたじゃないですか。
あぁ、私は女ですから』
「あれは…うっ…」
『謝りますから泣かないでください』
05.ふむ。じゃあ…次からは簡単にお二方の質問しましょうか。
『あの、ヒロト先輩。
いい加減泣き止んでください』
「うん…」
06.では、御二方。自分の性格を簡潔に述べてみなさい。
「俺は…そうだな。
少し弱気なところがある、かな」
『私は口が悪いですね。
あぁ、あと思ったことはすぐ口から出ます』
07.よく出来ました。じゃ、次はお互いの性格を出来れば詳しく。
『変態、へたれ、チキン、空気読めない』
「夕映ちゃんは素直じゃないし、実は弱いところかな」
『…は?』
08.成る程?じゃ、そんな貴方達の出会いはどこなんでしょうか?
『サッカーグランドです』
「部活の顔合わせのときだね!
あれは運命の出会いだよ!」
『……あぁはいそうですね』
09.人には色んな出会いがあるんですね。じゃ、その時のお互いの印象を。
「可愛い子だなーっていうのと、あと、面白い子だなって思ったかな」
『肌の色が気持ち悪いのと髪の色ですね』
「あれ、今気持ち悪いって…えぇ…?」
10.その時の印象は、今でも変わりませんか?
「うん。だけどプラスされた印象もあるよ」
『…まぁはい。
個性と思った割りきることにしました』
11.今からプライベートな質問を。改めてですが…貴方方はお付き合いなされているそうですね…?
「うん、ラブラブだよ!
ね?」
『……』
「夕映ちゃん、睨まないで。
そんな可愛い顔で睨んでも逆効果だから!」
12.告白はどちらからなのでしょう?
「俺からだよ?」
『告白というか挨拶ですよね』
「愛だよ愛」
13.もしかして…もういく所は行ってたり?
「もちろ『いく所ってなんですか?ねぇ、ヒロト先輩…?』うん!俺もわかんないや!!」
14.興味深い!そんな貴方達のデートはどんなでしょう?雰囲気とか、場所とか…。
『ちゃんとしたのだと、初めてが…映画でしたっけ』
「覚えててくれたんだ!」
『はい。
ヒロト先輩がナンパされてたのが印象的で、あ、すいません。泣かないでください』
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