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短編ブック □独りぼっちの。 1ﾍﾟｰｼﾞ/2ﾍﾟｰｼﾞ　　まわりの人がいなくなるなんてもうとっくに慣れていた。目の前で斬られ消える者。病気で伏せて死を待って消える者。仲間だって容赦なく斬る覚悟もあった。手から落ちたもの。あの時、何故もう一度掴もうとしなかった？どうして、名前は死ななきゃいけなかったんだ？後悔だらけで他には何もなくてひとりぼっちで。「あんたがいなきゃ嫌、だ…っ」 → →次へ [戻る] [TOPへ] [しおり]