novel・T

□天空のカナリア
1ページ/4ページ

荒れ果てた大地に咲いてしまった花よ
どうして君はそんなに…?


その小さな指の暖かさは愛のフレイム
風邪が吹くほど燃えようと揺らぐの…


蒼の共鳴巡る生命(いのち)は儚き光                遥か君の願いし奇蹟を叶えたい 

そして僕等は歴史(謳)に変わる幾千の星のように
泣いて哭いて叫ぶほどに足掻き行けばいい


例え涙が明日の地図を濡らして見えなくなっても


虹を見上げる哀しき金糸雀(カナリア)もう飛べばいいんだ…








.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ