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05/15(Sat) 17:30
『Re：シャボン玉』
椿 紅羽
┣冬月 貴
┣紅羽
┣冬月 貴
┣紅羽
┗冬月 貴
(弾けてしまいたくなる
何もかも抱え込んだまま
あの空へ)
悲鳴を上げて
白む夜明け さざめく血潮
目覚めたまま
生きてくには
記憶なんてただの電波障害だ
ジリジリ 砂嵐 こころを削って
ドクドク 動脈 からだを巡って
どうか 独りで生きていけますように
誰かの体温なんて 忘れて行けますように
フィルムより ブラウン管より
シャボン玉の膜に映して
夜が去る この空を視てる
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04/18(Sun) 01:29
『カラス』
椿 紅羽
┣椿 紅羽
┣冬月 貴
┗椿 紅羽
太陽になんてなれないの
真昼の空には
指が溶けていく
あぁ、私は溶けて
突き破りたくて
傷ついても
傷ついても
月になんてなれやしないの
夜空の下では
声が掠れていく
あぁ、私は掠れて
呟きはただ
透明な息
透明な膜
そらをあるくように
まっさらなこころで
いきたい いきたい
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01/01(Fri) 02:11
『雪月霞』
浅見京介
┣浅見
┗冬月 貴
凍える息を闇に吐いて
最後の月を視た
白い影を両目で捜してる
誰かの言葉ばかり欲しがって
ここには空洞しかないの
叫びも呻きも吐いたさきから溶けていく
指と骨の隙間
星と月の反射
細胞に刻んでよ、と
鳴いた獣に翼なんかなかった
揺れる体が破裂して
空に行けたら
時間なんて必要ないのに
雪月霞
白く曇ったガラス越しに
雪月霞
黒く澄んだ世界へと
囁いて
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06/26(Thu) 02:01
｢まるのなか｣
浅見京介
┗冬月 貴
わたしは○〈まる〉になりたいのに
キレイなキレイな○がいいのに
だけど世界は□〈しかく〉ばかりで
その中にハマろうと必死になってる
生きて見ている世界が違うから
○も□も△も
たくさんあるんだろう
だけどわたしは○がいい
誰でもいい
この○の中を覗いてよ
見えないモノ全て視てよ
心も体も言葉も
理解じゃなくて
もっと酷い感覚
この○の中に入ってよ
暗闇しか知らない悲しみを
満たして欲しいだけ
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05/16(Fri) 22:39
道
まき
┗冬月 貴
どんなに時間が過ぎ去っても
何ひとつきっと変わりはしない
そう信じて歩く道には私たちの願いが
大切な人が増え
守るものがあり
今の意味が分かるはずだから
答えを急ぐことはない
ただ信じたもの
本能を信じて
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05/11(Sun) 23:32
無題
冬月 貴
無意味な装飾ばかり
答えが見つからない
脱け殻がさまよう
憂鬱は波のように
春の波のように
捨ててしまおう
血で錆びた鎖を
海の果てに沈めよう
静か過ぎてうるさい
うるさ過ぎて静かな夜
ぼくの吐息も絶叫も
波にさらわれてしまえ
楽しみも哀しみも
はるか遠くへ
どこか遠くへ
ぼくには愛がない
幻さえかすんで
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05/11(Sun) 23:00
最高な、最低な
冬月 貴
言葉の端々に絡む
美意識と自意識
まるで錆びついた鎖
雨は冷たい
愚かなぼくを打ちつける
ただ、ひたすら
このままどこかへ
嘘偽りのない世界で
野心も虚無もない世界で
眠り続けたい
幸福を語った
不幸を語った
意味さえ解らず
嘲ってほしい
振り向きもせずに
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04/23(Wed) 14:59
優しい雨
のの
┗冬月 貴
【優しい雨】
雨の音に包まれる。
その向こう側の光に
想いを馳せる。
傷ついて飛べないの？
僕の傍で泣いたらいい。
吐き出して何が悪い。
僕はここに居る…。
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04/22(Tue) 00:56
春眠
冬月 貴
意識と無意識の交錯
紫煙は天にただよう
夢を見よう
心地よい暖かな風を受け
胸にあいた穴へ
甘い嘘をそそいで
傷だらけの腕へ
君の唇を押しあてて
白い憂鬱
ぼくの吐息
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04/17(Thu) 15:58
短歌。川柳か。
不治 四郎
┗冬月 貴
へこんでく
始めは盛んな
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