記念小説

□倉田雹護の戸惑
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1月28日。

俺こと倉田雹護が生まれた日だ。



もちろん、彼女が居る身としては、彼女からのおめでとうの言葉とか、プレゼントとかぶっちゃけ期待しちゃってるわけで。


普通は、そういうのは12時ジャストにメールとか電話とか来ると思っていたんだが、



現在、放課後。彼女からのメールも電話もありません。



部活に来ても、男友達1人しかいない。



しかもその友達ですら、俺に何の言葉もない。



……、祝ってくれって言うわけじゃないけど、祝ってくれないのもどうかと思うのは俺だけか?
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