<main>BLEACHオリジナル小説 -長編- 第一章

□future〜第一章〜出会い・修行編B阿散井恋次襲来!・・・海燕さん、有り難う・・・!!
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シロちゃんと別れ、一行は森の中を進んでいた。
「瀞霊廷[せいれいてい]に向かうの?私達も?」(波音)
「最終的にはな」(夜一)
ちなみに、この世界の貧富の差は実に激しい。意思の強さと、生まれ持った霊力と。それを兼ね備えて始めて、死神としての能力を得る。
瀞霊廷は、そうして能力のある者達が集う、実に豊かな場所。
では、霊力もなく、死神にもなれぬ者は。一般に、流魂街(るこんがい)と呼ばれる場所で、大人も子供も関係なく、実に貧しい一生を送る事になる。
「え?でも祈りの力で全てを支えるって言ってたよね?」(いの)
「貧富の差は、いわば物資の流れの事。そればかりは祈りではどうにもならんよ」
本当は、そこも改善しなければならないのだが。
「でも・・・!瀞霊廷に行くって事は、日番谷君クラスの人達と戦うって事だから」(桃)
「安心せい」
力強い、声が響く。
「お主らは儂が隊長クラスまで引き上げる。必ずじゃ」
夜一の覇気のこもった瞳に、桃達は思わずゴクリと喉を鳴らした。

しばらく進んだ後、相当外見が変わっている家に辿り着いた。
「絶対ここ普通な人住んでないよ↓」(波音)
「凄ぉい!」(桃)
「だからさぁ〜」(いの、波音)
「空鶴は居るか?」(夜一)
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