番外編&短編

□肉まん
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「明臣、肉まん奢ってくれよ。」
「…あのさ、コンビニの前通るたんびに言うのやめてくれない?」

フッと紅が思いついた様に隣を歩いていた明臣に言った。

だが、明臣は呆れたように返事をした。
この会話は毎度の事のように起きるようだ。

「通るたんび食べたくなるんだよ、ってなわけで、買えよ。」
「最後命令された上に傘で脅されたんですけど。いだだだだっ!傘!傘刺さってるから!」
「二人とも大人気ないよ。」

紅は、何となく持っていた傘を明臣の喉元に持っていきながら爽やか過ぎる笑顔で明臣を脅した。

明臣はそんなことは日常茶飯事なので呆れたように返したが、紅はその傘を明臣に突き刺した。

そんな二人を見ながら蓮が呆れながら二人に言う。

「はぁ!ノリ悪いぞー蓮。」
「蓮、さっすがー」

紅は、顔を渋めながら明臣は、止めてくれた蓮を拝む様に見る。

「ここはみんなで食べられるおでんにするべきだよ。」

「蓮、さっすがー分かってるぅ〜」
「案外、ノリノリだね蓮。」

だが、蓮も結局はこの二人と同じ穴の狢なのだ。

紅はニヤニヤと笑って言ってるが、明臣は遠い眼をしながら蓮に言った。

「俺からしつけて大根食いたい。」
「俺たまーご」
「ガキ」
「はぁ!?」

紅が上を見ながら呟いた。

明臣は笑いながら言ったがすかさず、紅がしらけた眼で明臣に言い放った。

明臣はくわぁ!っと目を見開いと。

「俺、たまご嫌い」
「そんなんただの好みだろ」

しらけた眼で横を見ながら紅は呟いた。
ムッとしらながら明臣が言い返した。

だが、紅は気にもしない様子でそらに言い募った。

「校長みたいで」
「どこらへんが!?」
「ていうことは、明臣は校長が好きなのか…」

紅の言葉に明臣が驚愕した様子で問いただした。
そんな二人を見ながら蓮は感心したように明臣に言う。
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