心霊探偵 八雲
□早死にの理由
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「きっ昨日、八雲君、眼が痒いってコンタクト外したでしょ?だからだよ。」
「あぁ、それがあの言葉とどう関係あるのんだ?」
「八雲君の赤い眼が綺麗でドキドキしたの!!」
アイツは相当恥ずかしいのか投げやりに言ってくる。
だが、まだ分からない。
僕の眼とアイツの早死にの理由が・・・
「意味が分からない。」
「うぅー八雲君、知ってる?人が人生で刻む鼓動は決まってるんだよ。」
「はぁ!?そんな事は知っている。それがどう関係あるんだ。」
「だから!!八雲君と居るとドキドキすることが多いから早く死にそうだなって思ったの!!もぅ、こんな恥ずかしいこと言わせないでよぉ〜」
恥ずかしいの僕のほうだ。
僕は、顔が赤くなるのを自覚した。
それにしても、彼女は本当に僕を喜ばせるのがうまい。
「君は、本当に・・・・」
「えっ何て言った・・・」
僕は、アイツの言葉をさえぎって触れるだけのキスをした。
「君は、本当に僕を喜ばせるのがうまいな。」
「えっなっそれどういう意味?」
「そのまんまの意味のだ。」
そして、僕はさっきとは違い噛み付くようなキスをした。
あとがき
突発文です。
甘さが足りないような気がします。
晴香のテレがうまく表現できませんでした。