心霊探偵 八雲

□3巻発売記念!!
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晴香と八雲は、東京の某スタジオに来ていた。

本人達は、何が何だか分からない状況でいきなり敦子の策略に寄ってこさせられたからである。

スタジオに付いたとたん、晴香と八雲は衣装を渡され、有無を言わさずに着替えさせられた。

いつもだったら、八雲が皮肉や毒舌を言うであろうが、来る前に見せた敦子の高圧的な笑みのせいで何も言えないで居た。

八雲でも、やはり敦子には叶わないらしい。

そんなこんなで、八雲と晴香の着替えが終わったらしい。

(わぁー八雲君、カッコいい!!)

八雲は、いつもの寝癖頭ではなくサイドをワックスで流した髪型に黒のスーツに紺色のワイシャツに赤ネクタイの格好だった。

「なんだ、その間抜け面は?」

「なっ失礼だよ!女の子に間抜け面なんて!!」

「女の子なんて、言える年齢か?それに、僕の前には女性も女の子も眼に入らないが?」

八雲は、ニヤリと意地の悪い笑顔を浮かべた。

「もぉー八雲君のバカっ!!」

その、笑顔を見た晴香は、決まりの文句を言って、メイクさんのところに行った。

(はぁ〜アイツは、自分が今どんな格好がどれだけの威力があるのか分かっているのか?)

晴香の格好は、ピンクを貴重とした膝丈のAラインのドレスで裾は、黒のフリルになっている。胸元はグレーのVネックになっていて胸元が強調されるタイプだ。

その格好は、晴香にとても似合っていた。

そんな事を、考えてるうちにスタッフに呼ばれ撮影が始まった。

撮影内容はとても簡単なものだった。

2人が1つのソファーに座って、八雲が背もたれながら、ネクタイを緩めるポーズだ。

晴香は、手をソファーに置いて、前かがみに座って首を傾げほんの少し上目遣いの様な目線を送るというものだった。

撮影は、スムーズに進み順調に終わった。

「よかったね、八雲君。何事も無く終わって。」

「はぁ〜何が良かっただ。この写真が何に使うか僕らは、知らないんだぞ。」

「うっそうだけど、敦子さんが仕掛けたことなら、それほど悪いことには、ならないと、思うよ。」

晴香も不安に思ったのか、最後の方は尻すぼみになっていた。

「その、気持ち悪い顔を向けるな、それにささっと着替えてきたらどうだ?僕もささっと着替えたいんだが・・・」

「気持ち悪いとは、失礼な!もぉー着替えてくるわよ!!」

(ハァ〜やっと言ったか、あの姿で上目遣いはきついな、それにアイツは気付いてるんだろうか?)

さっきの八雲と晴香の距離はかなり近いものだった。

それに、上目遣いとういう事は、必然的に胸元も見えるわけで、谷間がバッチと見えていたのだ。

もちろん、晴香はそんな事には、気付いていない。

そして、八雲はさっきの光景が脳内から消えなくて、悶々と悩んでいたのは、撮影道具を片付けていたスタッフは、ばっちりと見ていた。












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