番外編&短編

□本屋
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 珍しく6時間目まで授業を受けてみんなで下校中だ。
本当に珍しいから明日は槍が降る。
鉄傘なんて持ってったけ?

「降らないから、てか鉄傘なんて普通は持ってないから・・・」
「蓮、買って。」
「もう、俺が思考読むのにツッコミは入れないんだ・・・」
「・・・・」

なんかもう、飽きた・・・
やめろって言っても聞かないんだもん、言う意味がない。
もう、めんどくさいから思っていても言わない。

「あっ!そういえば、欲しい本が入荷してるのよ。本屋寄ってもいいかしら?」
「あぁ〜俺も欲しい本があった。」

泪とオミがいきなり言ってきた。
泪・・・
人に了解聞いてるくせに意見を聞かずに本屋に向かってるんだけど・・・
オミも便乗してるし・・・
私たちは顔を見合わせてため息をついた。

「どうして、あの2人は自由人なんだよ・・・」
「後で、ジャリジャリ君奢らせようぜぇ〜」
「ぬるいよ。ハーゲンボッツでちょうどいいよ。」

なんてことを話しながら、私たちは2人の後を追った。
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