番外編&短編
□IFシリーズ
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「レーンー?何してるのかなぁ〜」
「何で、彼氏の名前が疑問系なんだよ」
「そんなのは、どうでもいいから、何してるの?」
朔夜は、ニッコリと高圧的な笑みを浮かべた。
蓮も負けじと爽やか営業スマイルを浮かべた。
「見てわからない?紅茶飲んでるんだよ。ノド乾いたからね。」
「それが、誰の紅茶かご存じでしょうか、彼氏様?」
「愛しの彼女様のだよ。」
朔夜は、額に怒りマークを浮かべながら冗談混じりに言葉を紡いだ。
蓮は、朔夜に合わせ冗談混じりに返答し、お得意のニヒルな笑顔で言った。
「なに勝手に飲んでんだよ。ドグサレ浮気野郎の分際でっ!!」
「酷っ!仮にも彼氏にそんな風に言うか普通!!」
「はぁ!!なに言ってんの、普通じゃない人間にこんなこと言うわけじゃない!!」
「なに俺普通じゃないわけ!?つーか、サクは、彼氏と紅茶どっちとるわけ!!」
「そんなの決まってるじゃん、紅茶だよ!!」
効果音にドーンと言う音が似合いそうな勢いで言った。
蓮は、そのことが予想できたといえショックを隠しきれない様子だった。
「つーかさぁ〜紅茶命の朔夜が恋愛をしろって方が無理だとも思うし、今まで本気の恋愛してこなかった蓮がさぁ〜本気の恋愛しろってのも無理なきがするんだけど・・・」
「「うん。」」
恋愛音痴の幼馴染カップルを傍観していた紅は冷静にツッコミを入れ、明臣と泪は紅のツッコミに激しく同感していた。
あとがき
前からやってみたかった、IFシリーズの第一弾がコレって感じがしますが、いろいろ増やして行きたいと思います^v^