虹色でぃず

□1球
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入学式が終わり、SHRも終わり…蒼太と紅太は、利央に連れられグラウンドへ来ていた。

利「2人も野球部だったのぉ?」

蒼「うーうん。ボーイズでやってたんだぁ」

紅「わぁ…グラウンド広ぉい」


まだ練習前らしく、グラウンドには部員がちらほらと準備をしていた。


利「えーっとぉ…あ!かーずーさぁーんっ!!」


和「ん?あぁ、利央か」


まるで犬みたいに駆け寄っていく利央。
二歩下がり着いていく2人。


利「俺っ野球部入るからね!」

和「解った解った(笑)」


「「ねぇ、りおー?その人だぁれー?」」


利「あ、ごめんねぇ;; この人は、桐青高校野球部の主将の和さんだよぉ」

和「(苦笑)河合 和己だ。‥双子、か?」

「「そうでーす」」


島「和己ーって、あれ?利央だ」

山「えー、どれー?」

準「野球部見学かぁ〜?」


わらわらと集まりだし…蒼太と紅太はなんとなーく少し離れた場所に居た。



雅「で、その2人は?」

利「俺の友達で双子!!野球部見学に来たんだよっ!」

準「双子!?」


蒼「俺が兄で、佐々木蒼太でーす。」

蒼「俺が弟で、紅太でーす。」


「「茶髪が蒼太で赤茶髪が紅太って覚えてくださぁい」」



島「おぉ!ハモった!(笑)」

準「佐々木…って、荒川シー・ブリームスの双子バッテリー!?」

和「あぁ…道理で見た事有ると思ったよ。中学では知らない奴は居ないって、噂だよな」


蒼「紅太、そうなのぉ?」

紅「蒼太、そうみたいだよぉ?」

蒼「そうなんだぁ」

紅「そうだよぉ」



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