甘色涙<<アマイロナミダ>>

□第4話
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諒雛が人に懐くのは珍しい事だと、三年生が言っていました。


仙「――…と、聞いたが本当か?」

藤「はい。本当です」

鉢「どんな奴に懐くんだ?」

数「さぁ…?諒雛の基準は解らないので(苦笑)」


噂をすればなんとやら。
話をしていると、諒雛が音も無く、現れた。


  …むぎゅ

「………」

左「どうしたんだ?」

「……眠い」

孫「そっか。(撫)」

 …カクンッ

「…|」


竹「寝るの早いな…」

次「いつもこんな感じッスよ。」

仙「ふむ…ならば、起きたら聞いてみよう。」






そんなこんなで一刻後。
諒雛は起きたが、今度は三之助に抱き着いたまま、仙蔵達の質問を聞いた。


「……………意味が解らないので死んできます」

「「Σ死ぬな;;!!」」


孫「けど、先生方には懐いてるよね?」

「…………………………………………………そんな事、ない」

文「今の間はなんだよ;;」

「まだ眠いんですよ。先輩方が居たから起きたんです。用事はそれだけなら寝て良いですか。てゆうか、めんどくさいから永眠してきます。

作「すんな馬鹿!!

「富松止めるな!寝足りないから永眠するんだ!!」

作「普通に寝やがれ!!」


 ばたばたばた…ガラッ!


は組「「諒雛せんぱぁぁいっっ!!(抱)」」

い組「「は組抜け駆けするな!!」」

ろ組「「先輩死んじゃ駄目です…」」

「…………………」

竹「お前らどうしたんだ?」

は組「「土井先生達に諒雛先輩を呼んで来るように言われましたー!」」




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