甘色涙<<アマイロナミダ>>
□第3話
1ページ/3ページ
予算会議。
『予算会議』と書いて『合戦』と読む。
今回も例外無しに、会計委員会がばっさばっさと切り倒していく。
…が、とある生徒により、3年程、予算をきっちり貰っている委員会があった。
その委員会とは―――
文「次は…火薬委員会!」
久「何でウチが予算ゼロなんですか!?」
文「雑費にふざけた事を書いていた!その為すべて却下した!!」
久「は?……ΣΣあああ甘酒代ぃ!?」
タ「焔硝蔵の中は冬は寒いのに、暖房が使えないから暖まろうと思って計上しちゃったー」
久「し、しちゃったー…って…(泣)」
文「(キョロッ)…火薬委員会、アイツはどうした?」
伊「諒雛先輩は富松先輩の所です!」
文「はぁ?」
作「諒雛!おまっ今は火薬委員会の番だろぉが!!」
「今はどうやったら死ねるか考えてるから無理。ねぇ富松なら溺死と首切りどっちが良いと思う?」
作「どっちも嫌だよ馬鹿!!」
「んじゃ溺死で良いや。そこの池で沈んでくるな」
喜「はにゃああ!諒雛先輩ダメですぅ!!」
し「落ち着いてくださああい!!」
平「は、早まっちゃダメです…っ!」
「溺死駄目?なら首切り?あぁもう何でも良いや。この際だから冬場で焔硝蔵で凍死するもしくは火薬壷並べて全部爆破して死ぬ。てゆうか、今すぐ火薬壷爆破して死ぬな。うん、そうしよう」
作「させるかあああ!!」
_