春色空色桜色
□第三話
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今日の体育は学園長先生の思い付きで、高等部の先輩達と合同です。
**更衣室**
「はぅ…」
伊「どうしたの?」
「な、長袖のジャージ忘れちゃった…」
乱「上の?」
「(コクンッ)」
多分、洗濯して干したままだ…
喜「はにゃ…ゴメン、今日は予備のジャージ持ってきて無いよぉ;;」
伊「あ、私も…;;」
乱「私も無い;;」
「はぅっ…」
半袖寒いし…どうしよぉ…;;;
伊「んー、よし。ちょっと待ってて!」
「?」
パタパタパタ…
〜数分後〜
バサッ!
伊「はい、凉羅ちゃん^^」
「え…?」
伊「男子に借りてきたんだ。二枚持ってるの、金吾しか居なかったからサイズ大きいけど‥無いよりマシでしょ?^^」
「(あぅあぅ)め、迷惑じゃない、かな;;?」
喜「金吾は優しいから大丈夫だよー^^」
乱「ほら、早く着替えよ?^^」
「はぅ…う、うんっ」
後でお礼言わなくちゃ…
**校庭**
3組「「…………」」
だぼっ…
「あぅ…;;」
団「凉羅ちゃんってば可愛い!!」
伊「やっぱり大きかったねぇ…^^;」
「(あぅあぅ)み、皆本君…ジャージ、あ、ありがとぉ…」
金「どういたしまして^^」
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