晴れのちtrip!?
□第7話
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今日も新世界の海を旅するモビーディック号。
そんな中、隊長16人と白ひげが会議室にて頭を悩ませていた。
【ユウをどの隊に所属させるか】
‥話はつい先日に遡る。
どこぞの命知らずな海賊が喧嘩を吹っ掛けてきたのが始まりだった。
「オトン!俺も出ても良ぇかな?体鈍ってまう!」
ユウの申し出に少し考える素振りを見せ、"怪我しない程度になら良い"とゆう約束の元、ユウは甲板へ走っていった。
ただ、そこからが問題の始まりだった。
素早く敵の間を走り抜け、攻撃を受け止めては流し、相手の急所を戸惑いなく、躊躇せずに仕留めていく…
まるで蝶の様に軽やかに、
揚羽蝶の様に鮮やかに、
綺麗に、可憐に、それでいて強く美しくあるユウの姿に誰もが魅とれてしまった‥
「んぅ、返り血ぃ付いてしもたぁ…」
まぁ、良ぇか。風呂入れば落ちるし。ちゅーか、弱いなぁ…つまらんなぁ…
武器を仕舞いながら小さくぼやくユウに誰もが驚きを隠せなかった。
話は戻るが、隊長達が悩ませていたのは"ユウをどの隊に所属させるか"とゆう事だが…
マ「やっぱり、一番隊に入れるべきだよぃ。ウチの隊の奴等なら、アイツを上手く伸ばせるよぃ」
エ「えー!俺の隊に入れようって!!アイツなら実戦でやっていったら直ぐに伸びるよ!?」
サチ「いーや、四番隊だ!朝の手伝いも有るし、ユウは四番隊に入れるべきだ!」
イ「俺ァ十六番隊に入れるべきだと思うんだがねェ…銃を扱うんだろぅ?なら、俺の隊に入れりゃぁ良いじゃねぇか」
ハ「僕の隊に欲しいよん!!」
‥とゆう様に"どの隊に所属させるか"てゆうよりも、"俺の隊に寄越せ!"とゆう言い争いになっていた。
ちなみに白ひげは面白そうに笑って見ているだけだったりする。
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