イナズマ文
□本日の鍋事情
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1週間後…再び土鍋を持ち出し、ガゼルはなぜか料理をしているようだ(ナレーター)
ガゼル「さて…」
−トントントン、グサッ
ガゼル「…っ!」
−ジュージュー
ガゼル「熱っ」
−ぐつぐつぐつ
ガゼル「う−ん、この辺の調味料と食材も全部ぶち込んでおくか…。そうなるとなんか具材が多いな、ミキサーで砕いておこう」
−ギュウイイィ!!(ミキサー)
ガゼル「隠し味というものを入れてみるか…」
−"ガリ〇リくん"投入
−ぼこぼこぼこぼこ(沸騰)
ガゼル「よし、完成だ」
凍てつくお料理、絶対零度の愛を添えて
ガゼル「うーーむ、見た目が…orzまあいい、持っていってやろう。
おいバーン!!」
バーン!!!←ドア開けた音
バーン「うおッ、なんだよ?」
ガゼル「という訳で、ガゼル様特製鍋を作ってやった。ありがたく食え、効果音」
バーン「なにが"という訳"だよ話が見えねぇ。あと効果音じゃねえし!
つかお前今日飯当番だっけ?」
ガゼル「違うが。
だが、お前がわたしに料理を作って欲しいと言っていたからこうして作ってやったんじゃないか」
バーン「は?」
−−−回想−−−
ガゼル「なぁバーン、映画(オーガ)のエンディングで流れた我々の記念写真の鍋の件だが」
バーン「なんで俺ら鍋食ってたんだろうな?まあどうでもいいけど」
ガゼル「あれはスタッフが用意したらしい」
バーン「俺らが鍋食うとこ映画で放送して何が楽しいんだ?」
ガゼル「大人のお姉さま方が大喜びしてたそうだぞ」
バーン「そんな裏話なんか聞きたくないわ」
−−−回想終了−−−
ガゼル「ほら見ろ」
バーン「いやいや、いまのどこに、俺がお前に料理を作って欲しいっていう要素があるんだよ!!」
ガゼル「…いや、すまない。」
バーン「あ?」
ガゼル「この間の鍋が不評だったからな。ただ、わたしがお前に美味い鍋を作りたかっただけなんだ」
バーン「そ、そうかよっ(なんだコイツ//)」
ガゼル「わたしなりに頑張ったつもりだ…食ってみてくれないか、バーン」
バーン(お、なんか真剣だ…)
ガゼル「…バーン」
バーン「わぁったよ…」
―ぱくっ
バーン「……」
ガゼル「……や、やっぱり…美味しくなかっ」
バーン「美味い…!!」
ガゼル「え…?」
バーン「美味いよ」
ガゼル「ェ…?」
バーン「だから美味いって言ってんだろ!何度も言わせんなこのアホが!!///」
ガゼル「…」
バーン「おい、どうした」
ガゼル「ま、まじでかぁああ!!!!!!ガゼルびっくりぃぃ!!!!!」
バーン「なぁお前、手どうしたんだ?」
ガゼル「ああ。調理中に少し怪我しただけだ」
バーン「えっ」
ガゼル「いや、たいしたことはない」
バーン「(え…俺のために怪我までして作ってくれたのか…)」(←胸キュン)
ガゼル「バーン?」
バーン「ガゼル…美味かったよ。その…あ、ありがとな///」
ガゼル「!!!//」
バーン「……//」
ガゼル「………バ、バ、バ…」
バーン「え?」
ガゼル「バーンがデレたぁあああ!!!!キタコレハジマタ!!!!!
よっしゃ町内一周してくるぅうう!!!」
バーン「え?あっ、おい… ちょ、待てよ!!」
***
バーン「行っちまった…
ったくアイツはムードってもんを知らねぇんだからよ…
まあそこがかわい−んだけどな…
…って俺は何言ってんだ//」
−−−−
天然なガゼルに翻弄されるバーンおいしい(^p^)
→おまけ