12/24の日記
08:34
2011/11/22…(イケ学)
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「ホラ、そんな顔しないで?」
「…梅さぁん……」
『……?なんだ?どうかしたのか…?』
「あ、啓一朗」
「あら啓一朗。そうだわ!啓一朗も一緒に行ったらどうかしら!?」
「でも…一緒に行っても私が受ける事に変わりはないじゃないですかぁ…」
『…何の話しだ?なんでそんな泣きそうなんだ?』
「…困ったわねぇ…」
『何だかわからねぇが…俺で替われるなら替わるぞ…?』
「ホントに?!」
「だめよ!ちゃんと自分で受けなきゃ!」
『一体さっきから何の話をしてるんだ?』
「…だ…って……イヤなのに…抵抗しても押さえ付けられて…怖くて泣きそうな私見て笑って"大丈夫"とか言うんだよ?!大丈夫じゃないのに…痛いからイヤなのに…」
「でもぉー……そういうものだし…」
『…おい…何……』
「そういうものだってわかってますけど!…でも…無理矢理差し込まれて痛いのに"力抜け "って言われてもムリですよ……」
『なっ…///ちょっとまて!なんっ…』
「でも、力抜かないとだめじゃない」
「だって痛いから…泣いても"もう少しだから "とか言って抜いてくれないし…やだって言っても中に出すし……」
『お……おい?』
「だって中に出さなきゃ意味ないじゃないの」
「でもっ……」
ガタンッ!!!
「キャッ?!」
「なぁにぃ?啓一朗急に立ち上がって……」
『そ……そんな奴に会うことねぇ……俺が断ってやる!』
「ホントっ!?ありがとう啓一ろ……」「だめよ!」
『梅さんなぜだ?そんな自分勝手に欲望を吐き出す奴にコイツを任せられねぇだろう!?』
「それが仕事なんだから仕方ないじゃない!ちゃんといってらっしゃいよ!?」
「……はぁい……啓一朗も…」
『あぁ…一緒に行くぞ』
「啓一朗は平気なんだね……予防接種…」
『…予防接種……?』
「そろそろインフルエンザが流行りだすから他の子達も行かせなきゃだわ……ホラ2人とも早くいってらっしゃいな!」
「……仕方ない…行こ?啓一朗…」
『……あ…あぁ……』
「次の方〜お2人一緒にこちらの処置室にどうぞ〜」
『はい………ホラ行くぞ』
「………………」
『っ///そっそんなすがるような目で見ても…もう受け付けもすませたし行くしかないぞ?』
「う"ぅ"ー……けぇいちろぉー(泣)」
『ホラ、……手、つなぐか?///』
「…つなぐー(泣)」
『(かっ…可愛い///)…じ、じゃあ行くぞ』
『お願いします』
「それじゃあこちらに……あら?クスクス…彼女さんは注射が苦手みたいね?」
『///いや…彼女じゃ…』
「じゃぁ彼氏さんから…すぐですからね〜力抜いてくださいね」
「はいおしまい。じゃ次は…」
『そんなビクビクしなくても……そんな痛くなかったぞ?』
「じゃあ力抜いてくださいね〜?」
「ゃ……ぁ……け…いちろ……やぁ…ぁ……んっ…」
『っ///涙目で見上げながらそれはやめてくれ///』
「はーい、もう少しですからね〜」
「い…痛……啓一朗……も……だめぇ……」
『っ//////(勘弁してくれ///)』
「はい、終わりですよ〜お疲れさま。ここは今日一日揉んだりしないでくださいね」
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