sogno

□日本の警察は何をしてるんだ。
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「おはようございますハニーv」

朝目覚めると、昨日遭遇した変態があたしのベッドに不法侵入してました。



日本の警察は何をしてるんだ。



「テメェどっから沸いてでやがった!!」

とりあえず人間の急所である鼻を目がけてパンチ。
だけど、起きたばっかりの人間のスピードなんてたかが知れてるため、あっさりと受け止められる。

「ハニー、朝の挨拶は拳ではなく、キスではないんですか?おっと、それとも僕からするのを待ってるんですか?可愛い人ですねぇ・・・パジャマ姿も寝顔も最高でしたよ」

「一切待ってないから。むしろ逃げ出したい勢いだから。てかなんでアンタあたしの部屋にいるのー!?」

我が家はお父さんは単身赴任のため、家不在。お母さんは仕事が忙しく、夜勤とかもたまにあるから家にいないことが多い。そうなると一人っ子のあたしは必然的にこの家に一人ということになる。
だから昔から両親に部屋の戸締りやら火の始末、その他安全に関わるものはしっかりと叩き込まれてきたため、ミスをするはずが無い。
それに我が家ではセ○ムもついている。
侵入者があろうものなら警備員さんがすぐ飛んでくるはずなのに・・・
何でこの男はのうのうとあたしの部屋に上がりこんでいるんだ!!

「愛の力ですよハニー・・・」

「愛?何それおいしいの??」

「クフフ・・・とぼけちゃって可愛い人ですねぇ。あぁもうこんな時間ですか。ハニー、学校に遅刻してしまいますよ?」

「へ!?やっばー!!ああアンタと無駄なことやってるからマジ遅刻寸前じゃない!」

「急ぎましょうハニー!さぁパジャマを脱いで!」

「うん!!・・・って違う!!アンタは出て行きなさいよ!あたし着替えられないじゃない!むしろ一人で学校行け」

「何を言ってるんですか!僕の世話をするのはハニーの仕事、ハニーの世話をするのは僕の仕事じゃないですか!」

「そんな仕事死んでもお断りだっつーの!!で?本音は?」

ハニーの着替えをバッチリ録画し、永久保存したい。
ハッ!!ちちち違いますよ!!僕は全然そんなこと思ってません!!」

「あっさり吐いといて、そんな言い訳通じるか!!」

あぁ・・・やっぱりこの人変態だ・・・

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