BLACK 銀魂
□BLACK 銀魂 1話
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銀時は、自宅に着き数時間がたった。
風呂から上がり冷蔵庫を開ける。
「ない。いちご牛乳が…」
(買っとけって言ったじゃねーか。ったく、新八のやつ)
乱暴に、冷蔵庫を閉めると、寝間着からいつもの服に着替え家を出た。
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太陽も姿を消し、すかっり夜になった。
朝から体育座りのまま頭を伏せている。
「はぁー」
(このまま、一生戻れないのかも…)
深いため息と一緒に思い詰めるこうき。
「夜に川で青春ですか、コノヤロー」
無言で振り向くと、そこには、やる気のない目をした銀色の天然パーマの男が、いちご牛乳の入った袋をぶら下げ、たっていた。
(可愛いじゃねーか………………が男だな)