WIND

□No.9 和やかな日
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迷い込んだのは…
 
 
 
 
とても神秘的な神殿
 
 
 
 
白い柱がいくつかあって
 
 
 
 
足元に広がってるのは
 
 
 
 
とても綺麗な水 
 
 
 
 
何も交ざってない水 
 
 
 
 
酸の入った雨の水でもない 
 
 
 
 
 
手で掬ってみると… 
 
 
 
 
自分の顔が映っていた 
 
 
 
 
 
 
それが何だか嬉しくて…
 
 
 
 
心が癒されて
 
 
 
 
 
 
 
 
でもそれは夢だった… 
 
 
 
 
目が覚めれば私は…
 
 
 
 
 
血の海に倒れていた
 
 
 
 
 
 
 
No.9 和な日 
 
 
 
 
 
 
 
――…
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