dream
□生徒会長×風紀委員長
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夏休み某日。
「何してるの?」
私が汗だくになりながら、生徒会室で仕事をしていると恐れ多き、風紀委員長が声をかけてきた。
『あっ、体育祭のスローガンの垂れ幕を作ってるんですよ。夏休み終わったら、すぐ体育祭があるので。あっ、そこ、もうちょっとコッチ』
私は一応、並盛の生徒会長で役員みんなに指示をする。
「へぇ」
雲雀くんも一応、役員なんだけどな。と思っていたら私専用の椅子に座った。
『何してるんですか?』
「僕が指示してあげるよ。校内は見回り終わったし」
いつも思うが、何故に雲雀くんは生徒会長の私より偉そうなのか。
『ここは間に合ってるんで大丈夫ですよ。雲雀くんは仕事沢山あるだろうし』
確かに雲雀くんには沢山の仕事を任せっきりである。
「…………」
すると、雲雀くんはすっごく不機嫌そうな顔をした。
そんな顔されても困るんだけどな。
「僕が手伝うって言ってるんだよ?それを断るなんて…」
『いや、雲雀くんにはいろい…!!!』
どうにか機嫌を直してもらおうと言い訳をしようとした時、雲雀くんに腕を掴まれた。
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