ありがとう
ありがとう
ありがとう
こんな僕を嫌わないでくれて。
こんな僕を認めてくれて。
僕が僕のままでいて良いと言ってくれたあなた達。
何が本当かもわからない僕を認めてくれたあなた達。
欠陥品でも不良品でも良い
演じなくて良い
ボロボロで良い
そのままで良い
胸が熱くて
壊れた心が動きだした。
涙が溢れだした。
声をあげて泣きたいけど、そんな泣き方は忘れてしまったから……
そんな僕に「大丈夫だから」って言ってくれた。
せめてあなた達の前では
出来るかぎり
僕は僕でいたい。
演じる事にはなれたけど
時々やっぱり疲れるから。
全て投げ出して
醜い僕を
僕のままで。
ありがとう
ありがとう
ありがとう
僕は今も
生きている。
*