僕達が僕を演じるのは僕を守るため。
今の僕が誰かあなたはわかりますか??
わかるはずがない。
僕達の違いをわかる人はいない。
完璧に演じる事が出来るから。
でも僕達のせいで僕が傷つくこともある。
人は自分と違うものを恐れるから。
気味悪く感じるから。
それでも僕は僕達が大好きだと言ってくれた。
だから護る。
本当の僕は独りの時にしか出てこない。
普段は僕らだから。
でも、僕らの時も全て本当の僕に伝わる。
声も
景色も
感情も
代わっても結局は傷つけてしまう。護れていないのかもしれない。
それでも一緒にいたい。
ささえたい。
俺はそう思う。
僕ら以外にこの感情がわからなくても。
*