story
□甘砂夢
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消えていく。
消えていく。
自分の大切なモノが
指の隙間から零れ落ちる
砂のように…。
甘砂夢
消えていく瞬間
僅かに輝く。
その時間は刹那でも
人の心には
永久に刻まれていく。
君といた時間は
長い刻の中では
本当に僅かな
微々たる時間かもしれない。
だけど
僕の心には
永久の時間として
それは残り続ける。
僕は君を信じてる。
いつか必ず
絶対に帰ってくると信じてる。
だから
せめて今は
君と過ごした甘い夢の中に…。
[END]
突発だから短い…。いや短文はみんな突発だけど…。