〜Venusの笑顔〜

□04,過去U
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9「ここだよ。」






獄「!!!」





広い部屋の周りが強化ガラスで囲まれ、一種の観覧席のようになっているところから加奈のトレーニングをのぞいた。










シュッ  ドカーン!!  シュッ  シュッ!!







その部屋の中には、1週間前にあった女、相沢加奈が一人で立っていた。






その部屋の中は、ナイフ、爆発物、などが飛び交っていた。







獄「(おいおい。いくらなんでも、死ぬかもしれねーぞ。)」


9「大丈夫だよ。」



獄「!!9代目?なぜですか?アイツ、女じゃないですか!いくらなんでも。」


9「まあ、見てなさい。」





獄「!?」






部屋のほうに顔を向けるとそこには部屋を飛び交う物を意図も簡単によけながら、手に持った銃で的を確実に射抜いている加奈の姿があった。




オレは唖然とした。

自分と同い年の、しかも女がここまで...






獄「ウソだろ...。」




9「そろそろ、終わりのようだね。加奈」




『!9代目、隼人くん、こんにちは。』



「今日もすごかったね。やはり、加奈の戦闘能力は、素晴らしいよ。けど・・優しすぎるんだ・・。」





『・・・っ・・。そんなこと無いですよ。隼人くんも見ててくれたんだね、ありがとう!(ニコ)」





トレーニング中の真剣な目と裏腹に初めて会った時のような明るい、綺麗な笑顔...





「別に...////」




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