〜Venusの笑顔〜
□01,手紙
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01、手紙
今日もやっと一日が終わって獄寺くんと山本と家に帰る途中だ
今日は最悪だった...
国語のテストがあったけどほとんど解らなかった...
(リボーンに殺される...;;)
いいことと言えば今日見た夢くらいかな?
夢の中とはいえ幼なじみの加奈に会えたわけだし
「10代目、どうかしたんスか?」
「ツナ、さっきからボーっとしてるぜ?」
「えっ?あ、うん。ちょっと幼なじみの事を考えてて。」
黙りこくった俺に獄寺くんと山本が心配気にこちらをみていた。答えると二人は驚いたような顔をしていた。
「ツナの幼なじみか!どんな奴なんだ?」
「オレ達と同い年の女の子なんだけどね」
「10代目の幼なじみが女!?」
「うん。いつもオレの味方でいてくれて、優しくていい子だよ」
「そいつも並中生なんスか?」
「ううん。小1になってすぐ外国に引っ越しちゃって。どこに引っ越したのかよくわからないんだけどね」
「そっか...まっ!近いうちにあえんじゃねーの?」
「そうだよね!」
さすが山本だよなー。ポジティブってゆーか...