〜Venusの笑顔〜

□36,昇進
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最近、嫌な夢をみる。





真っ暗な所に私がいて・・・


その周りには、ぼろぼろになった仲間達・・・





私一人が立ちすくんでいて、しばらくすると誰かが、私の名前を呼ぶ・・・







いつもそこで目が覚めてしまう。


その夢は何かを私に伝えているようで、

これから起こる何かを予知しているみたいで、



怖い・・・。







「・・・よっしっ!!」



気持ちを切り替えたところで早速朝ごはんだ!




プルルルルルルルー




で、電話・・・

なんてタイミング・・・





携帯のディスプレイには、「ディーノ兄」




何だよ、もー。





「もしもしー。」

『おぅ!加奈、久しぶりだな!』

「うん。で、どうしたの?」

『おーそうそう、実は頼みたいことがあってな・・』








ディーノ兄からの頼み事



隼人くんがボンゴレ第6幹部に抜擢された。
だけど、幹部になるならイタリアに帰らなければいけない。

隼人くんは、イタリアに行くのか。
それとも、ツナのそばにいるか。

隼人くんの忠誠心を試すテスト・・・






『つーわけで、加奈には獄寺の観察をしてほしい。』

「残念。私に人間観察の趣味はないよ。」

『そこをなんとかさー。そうだ!今度チョコパフェ奢ってやる!』

「まかせて、ディーノ兄!!」

『え・・・お、おぅ。んじゃ、よろしくな!』






チョコパフェ食べれるならやってもいいかなー。

と思い、引き受けた。



私は急いで朝ご飯を食べてツナの家へ向かった。

隼人くんの事だから、絶対ツナの家に現れそうだし!
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