〜Venusの笑顔〜
□26,ホワイトデーには
2ページ/4ページ
放課後オレは10代目を家まで無事送り、公園に向かった。
公園にはとっくに加奈は来ていた。
「おっそい!私に遅れるなとか言っておいて自分が遅れるとはねぇ」
「う、うるせぇ!テメーが遅れなかったんだからいいんだよ!」
「屁理屈〜〜〜」
「黙れっ!!!」
「もー。で、何?」
加奈は首を少し傾けて聞く
「いや、今日...ホワイトデー、だろ?貰ったから、よぅ」
加奈の顔を見るとキョトンとしていた。
(アホ面....)
「覚えてたの?じゃぁ、チョコパフェ...」
「連れてってやる」
そー言うとこいつは一瞬目を見開いて、だけどすぐに恥ずかしそうに、でも、嬉しそうに笑った。
「ありがと!」
「!!....さっさと行くぞ!!///」
オレ達は商店街の方に歩いた。
.