〜Venusの笑顔〜
□24,バレンタインデー
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あっ、というまに放課後・・
結局山本君と隼人君にチョコは渡せなかった。
まーあとで渡せばいいんだけどね。
自宅について着替え余った仕事に手をつける。
最近は随分と楽になってきた。
仕事に没頭して気がつかなかったがもう外は真っ暗。
ココアを入れてベランダに出る。
「「あっ・・・」」
ベランダに出ると隼人君が缶コーヒーを持ってボーッとしていた。
「・・・・お、お疲れさま!」
何か言わなきゃと思って出た言葉がお疲れ様・・・って・・・。
「はぁ?」
「い、いやっ、今日女の子にさ、一日中追いかけまわされてたでしょ?疲れてないかなー・・なんて・・。」
隼人君は驚いたような顔をした。が、すぐに戻った
「まーな。ウゼーったらないぜ」
「受け取った・・の・・・?」
「!んなわけねーだろっ!!?」
「そ、そっか!山本君は全部受け取ってたからさぁ」
「あいつは馬鹿たからな。つーか、お人好し?てか、何もわかってねーな」
そ、そこまで言わなくても・・・・