〜Venusの笑顔〜
□17,はじめての殺し
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17、はじめての殺し
≪ピーンポーン≫
今日は家で作ったケーキをツナの家におすそわけするために来た。
何だけど、なかなか出てこなくて・・
ドアはあいてるみたい・・・
『ツナ〜?上がるよ〜?』
階段を上がってツナの部屋を覗いてみるとツナ、ハル、隼人くん、山本くんが集まっていた。
ツ「加奈!」
『ツナ、返事無かったから勝手に上がっちゃた。どうしたの?なんかあったの?』
ツ「どうしよう・・・俺・・・俺・・人殺しちゃったよぉーっ!!!!」
『はぁっ!!?』
山「落ちつけよ。まだツナがやったって決まったわけじゃないだろ?」
獄「そーっすよ。だいたいこいつ、本当に死んでんスか?」
私はその死体を見てみた。
『(・・・・あら?この人、モレッティさん?・・・・!ってことは・・・)』
モレッティさんはボンゴレの特殊工作員。
自分の意思で心臓を止めて仮死状態になれる。
「アッディーオ」というらしい。
私はリボーンを横目でちらっと見る。
言うなよ・・・
って目でこっち見てるよ。
隼人君がモレッティさんにタバコを近づける。
モレッティさんはピクっと反応する。
そりゃ当り前だけど・・・
みんなは驚いて救急車を呼ぼうとするが、リボーンが医者を呼んでるらしい。