〜Venusの笑顔〜

□15,棒倒し(前編)
1ページ/2ページ

15、棒倒し(前編)












「極限必勝!!!」












もうすぐここ、並盛中では超ビッグイベントの体育祭らしいです。









今日は縦割りのチームで集まっています。








ツ「そっかー 体育祭のチームは縦割りだから京子ちゃんのお兄さんと同じチームなんだ」


『なんかすごそうだね・・・』



ツ「お兄さん、今日も熱いな〜・・・・」





獄「うぜーっスよね。あの、ボクシング野郎」

ツ「んなっ」



『隼人君・・・(苦笑)』






隼人君は笹川先輩のことをボロクソ言っている。

ツナは京子に聞こえるんじゃないかと焦ってて・・・







ある意味いつもと同じ。






笹「今年も組の勝敗をにぎるのはやはり棒倒しだ」



獄「『ボータオシ?』」


ツ「どーせ1年は腕力のある2・3年の引き立て役だよ。
 ちなみに加奈、男子の競技だから・・・」


『そうなの?つまんないな〜』





なぜに男子だけなのよ・・・

つまんな〜い・・・







笹「例年、組の代表を棒倒しの“総大将”にするならわしだ。
  つまりオレがやるべきだ」







うん。先輩向いてると思いますよ!







笹「だがオレは辞退する!!!」







笹「オレは大将であるより、兵士として戦いたいんだー!!!」







『(単なる、わがままだーっ)』











やっぱり疑問に思うんだけど、あの先輩の妹が京子って、なんで?
突然変異?





先輩は自分より総大将にふさわしい奴を見つけたという。






その人は・・・・
























1のA 沢田ツナらしい。













ツナ・・・・・ツナってうん。間違いない。




獄「10代目のすごさをわかってんじゃねーか、ボクシング野郎!!」




隼人君は先輩をほめてる。


さっきまでのは一体・・・






『ツナ、やりたくないだろうな...』





みんなが、反対している。





笹「手をあげんか!!!」

『(命令だー!!!)』






強引ですよ。先輩





獄「ウチのクラスに反対の奴なんていねーよな」



隼人君が机に足のせてすごい形相でにらんでる。


それに男子は怖がってそ〜っと手を挙げて、女子は黄色い声を上げながら手を挙げる。(私以外)







先輩はこの勢いならいずれ過半数になると考えて大将はツナに決めた。




でも、それは私には納得がいかない。


なぜやりたくもない人にやらせるのか・・・






『ちょっとまって!!何でツナがやらなきゃなんないの!?本人が納得してないのに勝手に決めちゃうなんて≪ドカッ!!!≫イタッ!!』






頭に当たったのは超不自然な格好(制服)をしたリボーン。






『何すんのっ!!?痛いんだけど!!』


リ「加奈は黙って見てろ。」


『・・・っ・・・わかったよ・・・』




リボーンはツナたちに近づいて




リ「勝たねーと殺すぞ」





ツナを脅してた・・・・
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ