〜Venusの笑顔〜
□13,思い
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13、思い
オレの隣の部屋、加奈の部屋は最近いつも夜遅くまで、部屋の明かりがついている。
それに気づいたのは3日ほど前の夜だ。
オレはたばこを吸うためにベランダに出ていた。
ふと、隣を見るともう深夜だというのにその部屋だけが明るかった。
「こんな時間まで、加奈は何やってんだ?
ま、寝れねーだけか・・・」
その時はまだ全然気にも留めていなかった。
けど、それがずっと続くものだからさすがに気にもなってくる。
今日でもう3日目なのだから。