～Venusの笑顔Ⅱ～
□49,Arrivederci
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骸が自分に向けて銃を撃った。
なんだろう・・・・。
すごく嫌な感じがする・・・・。
「ツナ・・大丈夫?顔真っ青だけど・・。」
「加奈・・なんか・・」
「え・・・?」
「ついに・・・骸を倒したのね」
ビアンキが意識を取り戻した!!
よかった・・。
「肩かしてくれない・・・」
「・・・・?」
・・・・・あれ?・・・・・・
なんか、なんかおかしい・・・。
何でか分からないけど、何か違う気がした。
「しょーがねーなー。きょ・・今日だけだからな」
「!!獄寺君!!行っちゃだめだ!!」
「え?」
「ん？」
「ツナ?」
「どうかしたの?ツナも肩を貸して・・・」
「え・・・!?あ・・・うん・・」
あれ・・・？
何言ってんだ俺・・・？
「いいっスよ、10代目は。これくらいの怪我、大丈夫っスから」
「でも・・」
「隼人君・・・」
「すまないわね隼人」
「ほら手」
獄寺君が手を差し出した瞬間獄寺君の顔の横を勢いよく何か通った。
ビアンキの手に握られていたのは、骸が使っていた武器だった。
「まあ!私ったら・・・!!」
「ビアンキさん・・・?」
「ビアン・・・!!」
やっぱり変だ・・・
なにか違う・・・!!!
「何やってんだビアンキ」
「リボーン」
リボーンがビアンキの近くによった。
「しっかりしろ。刺したのは弟だぞ」
「私なんてことを・・・
したのかしら」
ガッ!!!
地面を刺した音がした。
リボーンに向けられた攻撃をリボーンはかわしたんだ。
「ああっ!」
「リボーンさん!」
「リボーン!!」
「こいつは厄介だな」
「まさか・・・マインドコントロール・・・・・・!?」
「ちげーな。何かに憑かれてるみてーだ」
「憑かれてる・・って」
「それって呪いスか?」
「そんなことが・・・」
「だが事実だ」
なんだろう、やっぱりビアンキじゃない・・。
もう一度ビアンキを見たけどやっぱりいつもと違った。
この不自然な感じ・・・
前にも・・・・
あ・・・・・・・・
「ろくどう・・・むくろ・・・?」
そうだ、六道骸と同じ感じだ・・。
「はっ!」
「クフフ。また会えましたね」
ビアンキの右目の中に六が見えた。
「で、でたーーー!!」
「う、うそっ!!」
「祟りだーー!!」
どうして、どうして骸がっ!!!
to be continued