〜Venusの笑顔U〜

□48,スキルと終結
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「一瞬で終わりますよ!」






鉄がぶつかり合う音。


二人ともすごく速い攻撃。




「君の一瞬っていつまで?」











その言葉で二人は間合いを取った。


「やっぱり強い!さすが雲雀さん!!」

「うん。強いね・・」

「こいつらを侮るなよ、骸。お前が思っているよりずっと伸び盛りだぞ」


「なるほど。そのようですね。彼が怪我をしていなければ勝負はわからなかったかもしれない。」


「!」





その時、雲雀さん肩から血が噴き出した。





「雲雀さん・・・」





「時間の無駄です。てっとり早くすませましょう。」








骸の瞳の中の数字が変化した。




そして、桜が目の前に現れる。


「幻覚・・」

「さ・・・桜!?まさか、雲雀さんのサクラクラ病を利用して・・・!」







幻覚とわかればすぐに桜は消えた。




「クフフ。さあ、またひざまづいてもらいましょう。」










骸の怪しげな笑み。


桜。

しかし、それは今の雲雀さんには効かない。






「そんな!雲雀さん!!」


「大丈夫だよ。ツナ」

「え・・っ!!」


「おや?」








雲雀さんは骸に攻撃を浴びせた。




「へへ・・甘かったな。シャマルからこいつを預かってきたのさ。サクラクラ病の処方箋だ。」




「隼人君・・」


「それじゃあ!!」







雲雀さんは骸を攻撃した。


骸は飛ばされドッと音を立てて床にたたきつけられるようにして倒れた。












「ついにやったな」










ついに、終わったんだ。








to be continued
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