〜Venusの笑顔U〜

□44,早く、早く
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敵はまた攻撃を出す。


山本君は鋼球の謎を見切るためにバットで鋼球に向かって砂をまき散らした。








鋼球の周りには気流ができていた。








鋼球の表面に掘られている蛇・・。






これがきっとあの技の秘密。







『理解したとて攻略にはならぬ・・。暴蛇烈覇!!!』









また攻撃は繰り出される。




山本君は基本に忠実に避けようとした。








『無駄だ』

『!』

「うそ・・・」





鋼球は回転しだす。




『ぐっ!うああ!!っ!!!』






山本君は攻撃を食らった。

木の幹にぶつかり崩れ落ちる山本君。




「・・・・っ!!!!」








とどめを刺そうとする敵に隼人君が向かおうとする。



でも、トライデント・モスキートの副作用で倒れてしまった・・。








「隼人君・・・」






傷つく仲間。

見たくない。


でも、目を背けられない。背けちゃいけない・・。









『させないわ』





敵の前にはビアンキさんが出た。






『コラァ!!!何やってんだーっ!!!!』

『!』
『ツナ!』


「ツナ・・・」







ツナの声が聞こえた。




『降りて来いボンゴレ・・』


『ひっ・・いや・・・あの・・・(ど、どーしよー)』







つい言ってしまったことにオロオロしはじめてるツナ。





その時、ビアンキさんに向けて攻撃が放たれた。


「うそ・・いやっ・・」

『ビアンキっ!!』

『死ぬ気になるのは、今しかねーぞ。暴れて来い。ラスト1発だ』






ーーズガンッ!!







死ぬ気弾を撃つ音がした。










『復!!活!!!!六道骸・・・。死ぬ気でお前を倒す!!』









ツナは鋼球を止めた。







私はさらに足を速めた。




みんなのもとへ・・






はやく・・・早くっ!!!








to be continued
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