〜Venusの笑顔U〜

□43,華麗な強さ
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「すごい・・凄いよ加奈!!!」





10代目の声でハッとした。






「馬鹿な・・馬鹿な!!あいつは一体何なんだぁ!!」



『おじさん。』


「!!?」




加奈の声にバーズは顔を上げた。



『標的の情報ぐらい集めなよ。』

「・・・!?」

『相沢加奈。知らないなんて言わせないからね?』


「う、嘘だろ!?何で、何でそんな・・。相沢加奈・・・。女神が・・・なぜ・・・!!!??」


『本当は、京子やハルを危険な目にあわせたあんたを倒したいんだけどさぁ。今すぐには行けないのよ。』


「えッ!?加奈なんで知ってんの!?」

「分かりません・・・。」










バーズはうろたえている。

信じがたいことが連続で起こったからか知らねーが・・。



相当、パニックになってんな。








『私に勝てるわけないじゃん。私を倒したいならさ、それ相応の殺し屋用意しなね。』








カメラに向かってしゃべる加奈。

バーズは頭を抱えている。






『あぁ。それと、みんな。』


「「「「!!!?」」」」







突然俺達に向けられた声。






『私も行くから・・・・。』










それだけ聞こえた。



「じゅう・・だいめ・・・」

「加奈が・・」

「うん・・・!!来てくれる!!」








加奈の見せたあの華麗な、圧倒的強さは・・・






より強い、戦う意志をくれた。







「待ってっからなッ!!!」







お前が来るまで





ぜってー負けねぇ!!!






to be continued
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