〜Venusの笑顔U〜

□40,コントロール
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映像の中で繰り広げられるのは信じがたいもの。





黒曜の人は歯を付け替えると、容姿が変わった。



『コングチャンネル』











「マジ・・・ッ」











山本くんは投げ飛ばされ壁に勢いよくぶつかる。




繰り広げられる戦いは圧倒的に山本くんが不利。








相手の攻撃を避ける山本くんは体をかばっているように思える。




(野球・・・・・)








『行って来い。』

『うわぁ!!うぎゃあああ!!!!げふっ!!』




ツナ!!!??



映像に加わるのはツナ。


これは・・・・


(リボーンに落とされたか。)







『何やってんすか、リボーンさん!!』







「あ・・・・」



隼人くんの声。







それだけで少し安心する。












黒曜の人はツナに向かって飛びかかる。





「ツナっ!!!!!」








相手が動きを止める。



山本くんの投げた石が当たった?








『おまえの相手は俺だろ?こいよ。こいつぶち当ててゲームセットだ。』














相手はまた「チャンネル」を入れ替える。



『チーターチャンネル!』



『くっ』

『はずれっ』





投げた石は交わされる。







『いたらき!!』


「山本くん!!!!」












山本くんの腕から流れる血。





相手が山本くんの腕に噛みついたんだ。










『そいつは・・・・・お互い様だぜ!!』


「!!」






山本くんは刀の柄で相手の顔面を思い切り着いた。












ドッサっと倒れる相手。










「勝った・・・・・。よ、かった〜〜〜っ」














最初から腕一本犠牲にしてでも仲間を守ろうとした山本くん。









「やっぱ、強いや・・!」








山本くんは私が考えてたより、ずっとずっと、強い。













ふっと消える映像。




「次は、いつ、かな・・・・」











自分で意識して見れるようにならなきゃ、この力は意味をなさない。







危険になってからじゃ、遅いんだ。










早く、コントロールできるようにしなきゃ!!






To be continued...
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