〜Venusの笑顔U〜

□46,駆けつけて
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俺たちは本物の六道骸を倒すため、建物の中に突入した。


中は廃墟だ。

階段が壊されている。





リボーンさんが言うには骸は勝気満々・・


ムカツク野郎だぜ





俺は下をみた。



「ん?」



足元には携帯が落ちていた。




それを拾い上げると10代目が気づいた。




「あ!もしかして雲雀さんのかも!」





壊れた携帯は雲雀のかもしれないと10代目がおっしゃた。






「雲雀さん・・・携帯の着うた、うちの校歌なんだよね!」

「なぁっ!?ダッセーッ!!」





ダセェ・・・

あいつどんだけ学校好きなんだよ・・。

つーか、どこでとってくるんだよ・・。









それから俺たちは廃墟の中を歩いて階段を探した。


だが、どこも壊されている。




「あ、あったーー!!」

「非常用のハシゴだ」





やっと、上に行けるぜ・・・



パシッ


シュルルルルル








振り返るとそこには俺と戦ったメガネ野郎だった。




「でた!」

「ヨーヨー使い!!」








俺は敵に気づかれないように煙幕を敵の頭上に放った。







「10代目。ここは俺に任せて先に行ってください。」


「獄寺君!!」





俺は10代目の前に出た。


ここは、何としてでも俺が止める!!





「隼人、聞いて!貴方は前やられたとき、シャマルのトライデント・モスキートで命を取り留めたの」



ガーン・・・




「なっ!よりによってアイツに・・・!」









くっそ・・あのヤブ医者に助けられたなんて・・・



つーかあいつ男は診ねーんじゃねーのかよ!







「かけられた病気が完成するまでには副作用が起こるの。また激痛をともなう発作が襲うわ・・。それでもやる気?」






「あたりめーだ。そのために俺はいる」







そうだ。俺は10代目の右腕。

10代目のためなら命だって惜しくない・・。











「・・・・・。いきましょ、ツナ」

「え・・・でも・・・。」

「行ってください。10代目は骸を!」

「そりゃそーだけど・・・」








ここで俺はこのメガネ野郎を足止めする。そして、絶対倒してやる・・







「終わったらまたみんなで遊びにいきましょう!」





俺は10代目に笑って見せた。

「わかった!行くね!」






姉貴と一緒にハシゴを登っていく10代目。



それにしても


「大人しく行かせてくれたじゃねーか」

「骸様の命令だ」








俺は、こいつを倒して10代目のもとへ行くんだよ!!!






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