～Venusの笑顔Ⅱ～
□39,一人
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「ツナ!!」
「加奈！」
私は保健室から出て来た後急いでツナを追った。
ツナとリボーンがいる。
「ツナ。行くの?」
「!!?い、行かないって!!」
「ツナ。奴らがお前を探すためにやったことを忘れるな。 お前が逃げれば被害はさらに広がるぞ」
敵地に乗り込むか・・・
でも、ツナは迷ってるみたい。
「・・・・そ・・そりゃあ、そりゃあ俺だって奴らのやり方おかしいと思うよ。皆まで巻き込んで・・・骸ってやつムカつくよ!」
ツナ・・・。
雲雀さんも、帰ってきてない。
そんなところに自分が行ったて倒せっこない・・。
ツナはそんなことを口にしている。
でも、でもね。私はそんな風に思ってない。
「ツナ。私はそうは思わない。」
「加奈・・」
「そりゃあね、無傷とはいかないと思う。てか、怪我するのは当たり前だと思った方がいい。」
「え、えぇっ!!?」
「でも、ツナは一人じゃない。仲間がいる。私はその仲間を信じてる。絶対大丈夫だから。」
「そ、そんなこと言っても・・・」
一人じゃないよ。
仲間がいるよ。
うまく言えないけど・・それが一番の支えになるんじゃないかな・・・。
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