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□ご褒美とおしおきU
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「…だって、ナミがな……」
―小一時間前。
『ねぇ、ルフィ?』
『何だ?』
『あんたさ、本当にそのままでいいわけ?』
『何のことだよ』
『サンジくん……罰ゲームしてないじゃない』
『そりゃあ…サンジがエロいから悪いんだ』
『ま、そう思ってるならそれでもいいけど』
『けど、なんだよ?』
『サンジくんに嫌われちゃってもいいの?』
『!!!』
「アァ、つまりあれか……勘違いしてるわけだな」
といって、サンジは寝転がったままルフィを抱き寄せる。
「……サ、サンジ?」
「おれはお前を嫌ったりしねェ…誓うよ」
本当か?とルフィは笑顔になった。
何故、その勘違いがおしおきにつながったのかは、皆目見当がつかない。