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□素直になれない
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「?……………っ!!」


その言葉に首を傾げる間も与えず、フランキーはアイスバーグを後ろから抱き締める。



「ンンマー!!!!なにしてんだ、バカンキー!」



「なんだよ、いいだろ〜?たまには、甘えさせろよ」




ぎゅ、と抱き寄せてフランキーはアイスバーグの肩口に顔を埋める。



「寂しいんだぜ……」



「…う」






滅多に聴くことの出来ないフランキーの切ない声に、アイスバーグは少し気を緩めた。





「ンマー……今日だけだぞ…」



「やった!じゃ、いこーぜ、バカバーグ!!」




にっこり笑うフランキーに引っ張られ、アイスバーグはよろめきながら、風呂場に向かうのだった。







―――――結局、フランキーに食べられる事をまだアイスバーグは知らない―。




End...


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