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□たっち
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「…なんだよ、じーっと見つめやがって」
「……サンジの髪、綺麗だな〜って思っただけだ」
おれは、椅子から降りてキッチンに向かって立つサンジの後ろに立った。
「サンジ……大好きだぞ」
「知ってるよ」
と、サンジは笑った。
………綺麗だ…。
「おれも、」
サンジがおれを振り向いた。
「ルフィが大好きだ」
おれはちょっと恥ずかしくなって、サンジを抱き締めて真っ赤な顔を見せないようにした。
そしたら、サンジもおれを抱き締めてくれた。
「なぁ、サンジ………今度髪触ってもいいか?」
「いいけど、急にどうした?」
「なんでもねェ!」
END...