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□ご褒美とおしおきU
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【の続きです】


そしてその日の夜――



「ん、まずまずだな」

キッチンではサンジが明日の朝飯準備をしていた。



すると、ガチャと扉が開き入ってきたのはルフィだった。





「どうした?腹減ったのか?」

と、サンジは笑いながらルフィに尋ねるが返事が無い。


不審に思ったサンジは、一段落したキッチンから離れるとルフィに歩み寄った。





「サンジ!」


ルフィがいきなりサンジに抱きついたため、サンジはバランスを崩しその場に押し倒されるような格好になってしまった。



「んなっ…っ!?」


「サンジ…おれに、おしおきして……?」



少し潤んだ瞳に紅潮した頬。

(おおおおしおきしろ、だとっ?!)




「………サンジ?」


驚きのあまり、サンジの思考回路はフリーズしてしまった。





「何を突然……」


  
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