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□素直になれない
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「おい、バカバーグ!」
「なんだよ……」
アイスバーグは製図を書きながら、フランキーに返事をする。
「一緒に風呂はいろーぜ!」
頭でも打ったのか…、なんてアイスバーグは顔を引きつらせる。
「たまには、裸の付き合いしようぜ」
「ンマー!」
アイスバーグがフランキーを振り向くと、顔は真っ赤に染まっていた。
「何が『たまには』だ!すぐおれを押し倒すくせに………2人で風呂に入るメリットがねェだろ 第一2人で入ったら狭いだろ」
「くっついてりゃ、狭くねェよ いいだろ?ここんとこ、ご無沙汰だしよ」
「う、うるせェ!」
と、言ってアイスバーグは再び製図に向き直りフランキーに背を向けた。
「ほぅ……そんなでけェ口叩いていーのかよ…」