願いを流れ星に込めて
□星二十六夜
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「ラストダンスの伝説ですか?そういや毎年そんなこと言って盛り上がってる人たち多いですねえ…」
「のだっち正装似合わねー」
早くも日が暮れて、キャンプファイヤーの周りに続々とそれぞれにドレスや礼服を着こなした生徒たちが集まってきた。
「美咲先輩かわいーーっっ♡アンドセクシー!」
っと、特力の方々にお会いしたので。
「美咲先輩はいいとして、翼先輩…妙な崩し方…」
「なんだよ、千悠。お前もかわいーって思ったけど言ってやんねー」
「……」
むぅ。
「後夜祭って屋外立食パーティーなんやね。ウチこんなん初めてー!!」
「真ん中でキャンプファイヤーやってんだろ。もうすぐしたらあれを囲んでダンス始まんだよ。今ビンゴの最中だし」
そういうと、美咲先輩は翼先輩をがっしりつかんで食べにいってしまった。
それを見るメガネ君曰く、
「なんかさ、あいつらさ、つきあってないとか言ってるけどさ。一足飛びでもういっぱしに「夫婦」ってカンジだよな」
だそうです。
野田先生はまだ似合わないといわれたのをきにしているのか、弄っている様子。
そして、フォークダンス開始の合図があって、音楽が流れ始めた。
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