好きじゃないしっ

□Episode2
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 少ししてから言われたとおりにリビングへ行くと、いつもの光景…ではなく何故かあいつがいた。



「よぉ〜ナツ、寝てたのか?目がとろんとしてるぞ〜」


「…おい、ハル。お前なんでいるんだ?」


 こいつはお母さんのお気に入りだし、今までこういうことはよくあったのに、最近はその…考えちゃうっていうか…あれだし、驚いてつい聞いてしまった。

 変に思われないかな…?


「あ〜今日、親いないから〜。てか、そんな驚くことかよ〜いつものことだろ〜?」


「…あ、うん…そうだなっ!」


 よかったぁ

 変には思われてなさそう。






 それから俺は、少し安心したからか普通に話しながらご飯を食べることができた。




 やっぱりこいつを好きだなんて気のせいだったんだなっ!








 俺はこのとき話に夢中になっていてハルの視線に気付いていなかったんだ。



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